先週、富士市・富士宮市の方に、自然素材のリフォームをご紹介しようと工事中の、マクスの自然素材リフォーム体感室での左官工事風景をアップしました。
化学物質を一切含まない塗り壁材なんですが、そもそも化学物質は、何が何のために入っているのか?ご存じですか?
例えば今流行の珪藻土。
珪藻土とは、珪藻、つまり、珪藻類という、比較的固い殻を持った植物プランクトンで出来ています。
この殻は、活性炭のように微細な凸凹があるので、湿気や化学物質の吸着作用があると言われています。
この植物プランクトンのからは、珪素(シリカ)を多く含み、死後この殻(代表的な物は、理科の実験に使ったシャーレのような形)だけが残ります。
植物プランクトンは大量にいるので、この死がいは長い年月をかけて堆積します。これが珪藻土です。
珪藻土自身は粘着性がないので、要はつなぎに化学合成樹脂で固めるんですね。
合成樹脂が強いほど、工事後に割れてヒビが入ったりすることが無くなります。つまりクレームが無くなります。
でも、せっかくの珪藻土も、合成樹脂で固められたら、本当に意味があるんですかね?
試しに、この合成樹脂の入った珪藻土塗り壁をライターであぶると、鼻をつんざくビニールの焼ける臭い!
これじゃあ火災の時も危険!健康素材が聞いて呆れます。
と、言い訳が長くなったのですが、先週やった壁、アクが出ちゃいました。
写真のカビみたいのがそうです。
リフォームだと、下地によって、こういう事が起こるんですね。
でも、想像以上に出ちゃいました。
お客さんの所なら、間違いなく、クレーム・再施工でしょう。
クレームが嫌だったら、方法は二つ。
1.お客様には合成樹脂のことには触れずに、合成樹脂がたっぷり入ったのを使う。
2.自然素材だとこういう事も起こりえることを説明した上で、工事し、やっぱりうまくいかなかった場合は、それに対処する。
後者の方が面倒くさいですけど、僕は後者でありたいと思います。
ちなみに、会社のアクは、再施工せず、「ホタテ貝ペイント」という自然素材で補修しました。あなたがお客様なら、この程度の補修で納得できるでしょうか?
見に来て確かめて下さい(笑)。
マクス 鈴木