« 鼻の納め 3 | トップページ | 柱を継ぐ技 »

2006年5月26日 (金)

これが几帳面

あるお寺の化粧の柱(ケヤキ)の根本が腐ってしまったため、そこの部分を繋いで補修しています。

化粧の柱(見える柱)なので、ただ繋げればいいと言うのではなく、「美しく」繋げなければなりません。

熟練の大工でなければ出来ない技ですね。

既存の化粧の柱の角には、「面」という細工がしてあります。

柱の四面をカンナで削って仕上げると、カッターの様に角で手が切れるので、角に面取りをするわけです。

でもこの面には、色々な種類があります。

糸面・大面・坊主面・銀杏面・几帳面…。

Simg_1124

今加工している柱、これが几帳面です。

几帳とは平安時代の貴人の側に立てる家具で、その家具に用いられた細工です。非常に手の込んだ緻密な細工なので、「几帳面な人」と言う様に、現在の意味になったそうです。

ちなみに私の様な正確の方は「大雑把」と言うみたいです。前の上司に良く言われました。

|

« 鼻の納め 3 | トップページ | 柱を継ぐ技 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/78715/1934207

この記事へのトラックバック一覧です: これが几帳面:

« 鼻の納め 3 | トップページ | 柱を継ぐ技 »